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国公立大学受験英語のやり方HEADLINE

はじめに

国公立大学受験の英語とくれば、世の中に数多くの対策本があり、どれをやればいいのか皆目見当がつかない。ネットやユーチューブの世界では「この参考書ガチでおすすめぇ!」とか言って、受験情報を垂れ流し、ある意味で受験生の心を振り回しているケースが多く、当てになる情報を見極めるのは至難の業だ。実際、本当にそうなのかは合格して、自分の胸に聞いて初めて、その真偽のほどがわかるのではないだろうか。

では、受験前の今、一体何を当てにしたらいいのか?What can we count on now? 「勉強十戒」の作者であり、受験生に数多くの前向きなメッセージを送り続けた旺文社創業者の赤尾好夫は次のように言う。「成功者の言に耳を傾けよう―暗夜を照らす灯だ。」つまり、合格者の経験談をしっかり聞いて、手探りで進む苦しいときこそ、その人の発想やテクニカルを自分の勉強に落とし込んで活かそうというものだ。これはmodelingという手法であり、志望校の合格者と同じようにやれば結果は同じく合格か、努力次第でそれ以上になる、つまり更に上を目指せるということなのだ。合格者が単語帳を20周したなら、俺は30周やる、合格者が毎日3時間英語をやったなら、私は毎日4時間やるなど、成功者のその上をいくという姿勢は必ずその努力が報われ、大成功につながる。できれば、現在通っている高校の卒業生で自分の志望大学合格者を誰か紹介してもらって、その人にどうやったかメールでもいいから聞ければ「暗夜を照らす灯」になるのは間違いない。一度、学校の担任に掛け合って、紹介を頼んでみることを志望校合格への足掛かりとして提案する。

その実現が限定的な場合、弊塾ではこれまでの国公立大学合格者に対して行った受験対策を忠実に再現し、予断なく勉強法の改良を重ねて生徒さんの勉強の努力を支えていくことをお誓いする。

NGの例

まずはNGの例から君に伝えよう。上達する生徒さんと思うように伸びない生徒さんとの違いは勉強量と勉強法にある。伸びない場合に多いのは、そもそも勉強時間が圧倒的に少ないのに、やっているのに良くならないという、つまりは、はたから見れば、それほどやっていないのに、やっていると言う自分に対して甘いといった精神性の問題だ。さらに、無駄な作業で空回り、音読してない、理解してない、暗記してない、頭を使ってないとくれば、できるようになるはずがない。では、いったいどうすればいいのか?大学受験する生徒さんが知りたいのは、「なにを」「どのように」「どれくらい」やればいいかだ。これから案内する勉強法は受験生さんたちと偏差値を上げてきた経験から学びとったもので、むしろ、大しておもしろくなく、苦しいものの連続だ。すぐにできるようになる魔法のトレーニングでも呪文でも何でもない。だが、こちらは生徒さんのコーチとして、受験まで一緒に走り切り、結果を見届ける覚悟はできている。君もどれくらい英語を極めたいかを真剣に考えて、やってやろうじゃないかと肚を決めたら、以下を参考にして今すぐ始めよう。勉強の努力は将来、君を絶対に裏切らないことを断言する。

タイムライン

受験日まで逆算して計画的に前進。様々な受験形式があるが、受験日が早い順に並べると、だいたい次の通りだ。AO入試(9月)→指定校推薦入試(11月)→共通テスト(1月)→一般入試(2月)の4タイプ。なお、一般的に直前期は共通テストの問題を反復練習し続け、共通テストが終わったら志望大学の赤本(過去問)や青本を解く。共通テスト受けずに一般入試だけ目指す人もいる。受験生さんの性格で考えた場合、共通テストで9割取って、いわゆる難関大学にさらりと合格するタイプの人は模試や定期テストの解き直しを黙々とやり、ミスした苦手を克服して前進する人だ。一方で周囲の人や環境を批判し、わが身を嘆いてばかりで、いろんな受験対策本に手を出した挙句、消化不良の人はどんな試験でもいい結果は出ない。

計画

(単語+熟語+文法)×英文解釈(精読)×長文(多読)+英作文+リスニング(精聴+多聴)

左から順に進めていく。左側のカッコ内の力がないのに、長文が苦手だからと左側を飛ばすと学習効率が激落ちして、成果が出ない空回りの状態になる。1つの文に3個も4個も知らない単語があれば誰でも一気にやる気がなくなるのは当然。

やり方: 単語・熟語編

志望校のレベルにもよるが、システム英単語なら全レベルに対応。最初は1日10ページを意味だけ浅く覚えるのを毎日続ける。その際、意味が3秒以内にわかる単語の横に正の字の第一画を書いていく。2周目は第一画が書いていないものだけ見て、わかるものに第一画を書く。無印をどんどん減らしていって、全部に第一画がついたら、第二画を使って確認し始める。第三画目からは2番目の意味も頭に入れ始める。画数が増える毎に第三の意味、フレーズ、センテンスと進めて、全ての単語に正の字が四つになるまで覚えきると共通テストで9割前後取れる。第5章の多義語は差がつくところなので特筆しておきたい。一方、「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット」はMARCHを中心に難関校にも対応可能。この単語帳と熟語帳は紙の本もリング形式のものもある。紙の方はシステム英単語のやり方と同じ。リングの方は1日で50単語、4〜5回繰り返す。翌日テストして、できないものを抜き出し、今日の50語と合わせて4〜5回繰り返す。覚えているものと覚えていないものにひたすら分け、覚えていないものがなくなるまで反復。40日で1周するが、慣れると速くなる。どの単語帳も記憶のメンテナンスを直前期まで続ける。ちょっと単語帳から離れると驚くほど忘れるので毎日やる。

やり方: 文法編

学校で使用している文法参考書で可。1日1単元、文法書を読んだらすぐに連動している問題を解く。問題には書き込まず、ミスしたものに×印をつける。×印がついているものに気をつけながら、同じように4〜5周する。理解するために手を動かして解くのだが、暗記が得意の人は赤ペンで先に答えを書きこんでから、赤セルシートでかぶせて覚え切っても可。また、そこそこできる人は、入試出題形式の問題から入って、わからないところを参考書で逆に引く。出題形式の文法書は「アップグレード英文法」か「ネクステージ」か「英語頻出問題総演習」だ。前者二つは単元ごとに文法配列してあるのがヒントになるので、ある意味易しいが、後者はバラバラなので難度は高い。どの文法問題集も5周が目安。ここまでをまとめると、最初の3ヵ月は単語・熟語・文法を徹底反復練習の一択。

やり方: 英文解釈編

英文解釈は和訳問題に対応する第一歩。和訳問題は平易な文章ではないので、要素の移動・倒置・省略などを見抜き、文の構造を理解して、それを和訳に表現することが求められる。目標はどんな英文でも正確に読めるような読解の根拠の確立である。この時点では速読よりも精読で、自分の言葉で訳し漏れなく、意味の通る和訳を作る練習に専念する。易しい順に「基礎英文解釈の技術100」や河合塾さんの「英文読解の透視図」を使う。どちらか1冊で構わない。やり方は訳を作る、確認する、解説を読み込むという作業を丹念に繰り返す。さらに出てきた単語を身に付けることで、3周目あたりで、おもしろいように読めるようになってくるはず。なお、和訳を作る際、意外と知られていないが、減点をなくすコツのひとつに複数形の名詞に複数形の日本語訳を合わせることがある。例えばtreesとあれば、「木」よりも「木々」と訳すなどだ。複数形の名詞が和訳部分に現れたら、ぜひ実践して高得点を狙おう。この後は代々木ゼミナールさんの「ポレポレ」に進んで、和訳のさらなる上達を目指す。最終的には最高難度の京都大学の和訳問題まで手が回れば英文解釈は全レベルに対応となる。

やり方: 長文編

ここはとにかく多読となり、自分の実力に合った旺文社の「レベル別長文問題集レベル5」や「やっておきたい英語長文」や「ポラリス」や「Rise」やあらゆる私大の過去問が手を着ける候補である。河合塾の共通テストの過去問(黒本)や代々木ゼミナールの共通テスト予想問題や志望大学の赤本などをたくさん読み込んで速読力を高めていく。驚くことに、多くの塾さんや予備校さんには、今まで解説した全てのステップを飛ばして、ここから入る受験生さんが大勢いる。長文多読から入るのは恐ろしく効率が悪く、大学受験英語で失敗する確率は限りなく高い。

やり方: 英作文

ベストの練習方法は自分の英作文を添削してくれる人を見つけて、こなれた英文を書く練習を受験まで続けることだ。こなれた英文とは説明文にあるような堅苦しい表現ではなく、英語圏の小学生が読んでも意味が通じる平易な文である。「この日本文をこう英作文してみたのですが、これで通じますか?」と言って、この人なら大丈夫という添削者に見てもらおう。書くだけ書いて添削してもらって、放置では意味がない。自分の英作文に向き合って、何が苦手なのかを洗い出して潰していく。やり方はひとつ英作文を進めるときに、これまで書いて、添削してもらって、清書した英作文を必ず音読して振り返ろう。自分の中に得意とする型ができてきたら、それは上達の証である。なお、よくある構文を型にした英作文問題集があるが、日本人には遠回りである。確実な道は過去問の英作文の錬成である。

やり方: リスニング編

ディクテーションの一言に尽きる。英語の音声を聞きながら聞こえた英語を文字に起こしていく。音と意味と文字を細かく関連づけることを毎日5分やる。仕上げは多聴で共通テストリスニングの問題形式を5回分解いて、出題形式に合った聞き方と答え方に慣れる。ポイントは内容を理解した後に台本を開いて読みながら聞き、tなどの音声変化に慣れて、ハイピッチのキーワードを聞き取れるようにすることだ。

終わりに

大手の塾さんで見かけるように、先生にべったりと依存して、全部教えてもらっていたり、塾に来て着席して、言われるまで何もやらないのでは、合格の芽は出てこない。志望大学合格への第一歩は自立であり、自ら計画・実行・評価を繰り返して、問題を解いたら、どこにも矛盾がないかを確認して、自分の頭を使い続けると英語力は伸びる。ミスしたものを徹底的に音読して覚えきって前進すれば必ず合格する。

国公立大学受験に揃えるべき鉄板の本

  • 単語帳(20周〜):シスタン・ターゲット・チャンクで覚える・速読英単語・ユメタンなどどれか一冊
  • 熟語帳(20周〜):ターゲット
  • 文法参考書(5周〜):学校のもの(Power Stage)でOK
  • 文法問題集(5周〜):英語頻出問題総演習・アップグレード英文法・ネクステージなどどれか一冊
  • 英文解釈(5周〜):英文読解の透視図→ポレポレ→最高難度の京都大学の和訳問題(この3点は塾でご用意します)
  • 長文読解(3周〜):レベル別長文問題集レベル5・やっておきたい英語長文・ポラリス・Riseのどれか二冊からできれば全て
  • 英作文(3周〜):志望校の過去問
  • リスニング(5周〜):共通テストリスニング過去問・予想問→志望校の過去問