自分の換算内申点、つまり現在地がわかったら、志望高校に対して、学力検査当日どのくらい得点が必要なのか具体的に確認する。
実際に換算内申49のAさんが国分寺高校、小金井北高校、調布北高校のどれかを受験することを考えている場合、教材出版社の育伸社さんから出ている80%SS合格基準(女子・2021年)を元に計算すると計算式は下記の通りだ。
※80%SS合格基準とは受験者数の大きな学力テストの複数年度結果から割り出された極めて精度の高い志望校合格判定基準であり、大手の塾・予備校さんが受験校の決定材料にするものの一である。
80%SS合格基準得点-内申の換算得点=学力検査の換算得点合格基準
学力検査の換算得点合格基準×500÷700÷5=1科目当たりの必要得点
国分寺高校の場合
817-226=591
591×500÷700÷5=84点(1科目当たり必要な得点)
※要再検討
小金井北高校の場合
787-226=552
552×500÷700÷5=79点(1科目当たり必要な得点)
※可能だがかなり難しい
調布北高校の場合
758-226=532
532×500÷700÷5=76点(1科目当たり必要な得点)
※難しいが受けるように背中を押す。安全策を取って、志望校を受検しないで後悔するのはNG。人生は一度しかない。自分を信じてやりきることが受検結果より重要であり、後の大学受験や人生の局面に必ず活きてくる。
志望校合格判定がボーダーライン上の生徒さんでも、令和4年から実施されているESAT-J結果次第で一つ上の上位校合格の決め手になることがある。詳しくはESAT-Jと総合得点の一考察のページで案内する。
高校受験は君が人として変われる人生最大のチャンス。志望校に合格して、将来なりたい自分に近づき、理想の人生を手に入れたいと願うなら、やることはわかっているはず。受験までの日々を大切にして、今しかできない勉強を続けよう。人と比べることは止めて、昨日の自分と比べてどれだけ前進したかを意識しよう。ライバルは君より勉強ができるクラスメートではなく、君の中にいる「甘え」なのだ。覚悟を決めて、英語の技術を一意専心で磨けば、不安が自信に変わっていくのを実感できる。頑張る君の姿を神さまは毎日見守ってくれていて、必ずよく考えられた結果をくださいます。自分を信じて悔いのない受検をしよう!